TikTokの切り抜き動画で収益化はできるのか?著作権違反を回避するための対策を解説
TikTokの切り抜き動画で収益化するためには動画や音楽の使用許可が必要になり、無許可で使用した場合には、著作権違反に該当してしまいます。
しかし、どのような場合が著作権違反に該当するか分からずお悩みではありませんか?
この記事では、切り抜き動画での利益分配や著作権違反に該当する事例、該当した場合のペナルティなどを解説しています。
これから切り抜き動画で収益化しようと考えている方は、ぜひご参考ください。
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TikTokの切り抜き動画で収益化はできるのか?
TikTokに限らず、YouTubeやInstagramでは切り抜き動画が流行っています。
ここでは切り抜き動画について以下の2点を解説します。
- TikTokの切り抜き動画でも収益化は可能
- TikTokの収益化条件
切り抜き動画に興味のある方は、それぞれ理解していきましょう。
TikTokの切り抜き動画でも収益化は可能
TikTokの切り抜き動画でも再生回数による収益化は可能ですが、切り抜き元のクリエイターに掲載する許可を得る必要があります。
許可を得ずに切り抜き動画を掲載した場合は、著作権違反に該当します。
ただし、切り抜き動画を掲載する条件はクリエイターにより異なるため、事前の確認が大切です。
また、収益化は以下の手順で行います。
- アカウント作成
- クリエイターへの切り抜き申請
- 切り抜き動画投稿
- 収益化を申請
- 条件を満たしていれば収益化可能
切り抜き動画での収益化の手順は、クリエイターへの許可を得なければいけませんが、オリジナル動画での収益化の手順と同様です。
TikTokの収益化条件
切り抜き動画で収益化するための条件は以下のとおりです。
- 18歳以上
- フォロワー数1万人以上
- 直近30日間の総再生数が10万回以上
- コミュニティガイドラインを守っていること
上記のように、フォロワーが1万人以下の場合は、再生回数による収益化はできません。
動画が1回再生されると「0.02〜0.08円」の報酬が得られるため、10万回再生されると約8,000円の収入になります。
ただし、投げ銭や他のURLへの誘導などで収益化する場合は、フォロワーが1000人以上であれば可能です。
TikTokの切り抜き動画を収益化する際の利益分配
切り抜き動画で収益化する際は、収益の一部を切り抜き元のクリエイターにも支払う必要があります。
クリエイターへの分配率はそれぞれ独自に決めていますが、一般的には50〜80%の範囲が相場です。
しかし、クリエイターの中には、100%収益を得られる場合もあります。
このように、TikTokの切り抜き動画の収益分配はクリエイターによって異なるため、切り抜き申請する際には確認しましょう。
TikTokの切り抜き動画の収益化が著作権違反になる4つの事例
著作権違反に該当する事例は以下4つです。
- 無許可で切り抜き動画の投稿
- アニメやドラマの転載
- カラオケやCD音源の利用
- 歌詞や楽曲の編集
安全に切り抜き動画を投稿するためにも、一つずつ理解しておきましょう。
無許可で切り抜き動画の投稿
切り抜き動画を無許可で投稿すると、著作権違反に該当します。
投稿されている動画は、クリエイターまたはクリエイター所属事務所に著作権があり、無断で使用できません。
一部のクリエイターは無断での使用を許可している場合もありますが、基本的には許可が必要です。
著作権違反を防ぐためには、必ずクリエイターに許可を得ましょう。
アニメやドラマの転載
TikTokを含むSNSでは、アニメやドラマの転載をすると著作権違反に該当します。
TikTokでは出版権を管理していないため、無断でアニメやドラマの使用は禁止されています。
出版権とは、著作物を出版できる権利のことです。
そのため、アニメやドラマの映像を使用したい場合には、制作会社に許可を得る必要があります。
しかし、ほとんどの場合で許可を得るのは難しいため使用できません。
カラオケやCD音源の利用
カラオケやCD音源を利用した切り抜き動画の投稿も、著作権違反に該当するため注意が必要です。
TikTokが提供している音源を使用する場合は著作権違反にはなりませんが、カラオケやCD音源を無断で使用すると原盤権を侵害してしまいます。
原盤権とは、音楽を録音や編集して完成した音源に対して発生する権利です。
そのため、カラオケやCD音源を利用したい場合は、必ず使用許可を得なければいけません。
使用許可を得られない場合は、アニメやドラマの転載と同様に諦める必要があります。
歌詞や楽曲の編集
抜き動画を投稿する際は、歌詞や楽曲の編集にも注意が必要です。
著作権は楽曲のメロディーだけでなく、コードや歌詞にも存在するため、無断で行うと著作権違反に該当するかもしれません。
そのため、楽曲の替え歌や編曲を行う場合は制作会社への確認が必要になり、許可を得られない場合は自分でオリジナルの楽曲を用意する必要があります。著作権を尊重し、適切な手続きを踏むことが大切です。
TikTokの切り抜き動画を収益化する際に著作権違反した場合のペナルティ
切り抜き動画を無許可で投稿し著作権違反した場合は、以下4つのペナルティを課せられます。
- 著作権に違反している動画の削除
- アカウントの停止
- シャドウバン
- 訴訟を起こされる
ペナルティを受けないためにも、それぞれ理解しておきましょう。
著作権に違反している動画の削除
著作権違反している場合は、投稿した動画は削除されます。
再生数やいいねの数が多くても、著作権違反している動画は削除されてしまいます。
動画が削除される際は、運営から著作権違反の連絡が届き、その後動画が削除される流れです。
動画が削除されると作成にかかった時間が無駄になってしまうため、著作権に違反している動画投稿はやめましょう。
アカウントの停止
著作権違反に該当する動画を投稿すると、アカウントを停止されます。
ただし、必ず停止されるとは限りませんが、著作権違反が繰り返されるとアカウントを停止される可能性が高まります。
アカウントが停止されると、新たにアカウントを作成しなければいけません。
そのため、フォロワーも0人になってしまうため、著作権に注意してアカウントを運用しましょう。
シャドウバン
他人の動画や音楽を無断で使用すると、シャドウバンされる可能性があります。
シャドウバンとは、TikTokの運営が予告なく行うペナルティで、以下4つの症状があります。
- おすすめに表示されない
- 再生回数が伸びない
- いいねやコメントがされない
- フォロワーが増えない
シャドウバンされると、解消には2週間から5週間の期間が必要です。
そのため、シャドウバンされないためにも著作権違反に該当する動画投稿は控えましょう。
訴訟を起こされる
投稿した動画が著作権違反に該当すると、最悪の場合は訴訟を起こされるかもしれません。
無断で動画や音楽を使用し、収益化や誹謗中傷をすると、訴えられる可能性が高まります。
訴訟を起こされると、個人の場合は10年以下の懲役または1,000万円以下の罰金が課せられ、法人の場合は3億円以下の罰金が課せられます。
そのため、著作権に注意して動画を作成しましょう。
TikTokの切り抜き動画を収益化する際に著作権違反を回避するための3つの対策
切り抜き動画を収益化する際、著作権違反を回避するためには以下3つの対策が有効です。
- TikTokが提供する素材を使用する
- 自分で作成した動画や無料で提供している音源を使用する
- 動画や音源の使用許可を得る
ペナルティを課せられないためにも、一つずつ理解していきましょう。
TikTokが提供する素材を使用する
TikTokが提供する素材を使用する場合は、著作権違反に該当せず収益化できます。
また、流行りの楽曲も使用されているため、有効活用するとおすすめに表示されやすく多くのユーザーにリーチできます。
自分でオリジナルの素材を用意するのが難しい場合は、TikTokが提供する楽曲を積極的に活用しましょう。
自分で作成した動画や無料で提供している音源を使用する
自作した映像や音楽は、自分に著作権があるため、著作権違反に該当しません。
また、無料で提供している音源の場合は、著作権がないため誰でも使用できます。
ただし、アーティストの楽曲を編曲したり、替え歌にした場合は、著作権違反に該当する可能性があるため注意しましょう。
オリジナリティのある動画を作成するためにも、自分で作成した動画や楽曲の使用がおすすめです。
動画や音源の使用許可を得る
著作権違反を回避するためには、制作会社やクリエイターなどに動画や音源の使用許可を得る必要があります。
使用許可を得た場合は、動画の切り抜きや楽曲の使用をしても著作権違反にはなりません。
ただし、使用許可を得る際には、条件を提示されるかもしれないため確認が必要です。
もし、条件を守れない場合は、著作権違反に該当する可能性があるため注意しましょう。、使用許可を得る際には条件が提示される場合がありますので、確認することが必要です。
条件を守れない場合は、著作権違反に該当する可能性があるため注意が必要です。
TikTokの切り抜き動画を収益化する際によくある質問
切り抜き動画を収益化する際によくある質問を3つ紹介します。
- 収益化しない場合は動画や音源の許可を得なくても使用してもいいですか?
- フリー素材の場合は著作権に違反しないですか?
- TikTokのから動画をダウンロードしたのですが音が出ないのはなぜですか?
これから切り抜き動画で収益化しようと考えている方は、一つずつ理解していきましょう。
収益化しない場合は動画や音源の許可を得なくても使用してもいいですか?
収益化をしない場合でも、動画や音源を無許可で使用する場合は、著作権違反に該当します。
ただし、著作権を放棄している場合は、許可を得ずに動画や音源を使用できます。
使用前にはクリエイターや制作会社への確認が大切になり、使用に関する制限や条件の確認が大切です。
そのため、収益化をしない場合でも、他人の動画や音楽を使用する場合は、使用許可を得ましょう。
フリー素材の場合は著作権に違反しないですか?
フリー素材だからといって著作権に違反しないとは限りません。
フリー素材を使用する場合は、クレジット表記の内容を守らなければ著作権に違反する可能性があります。
そのため、フリー素材を使用する際はクレジット表記を確認し、適切に使用しましょう。
TikTokのから動画をダウンロードしたのですが音が出ないのはなぜですか?
TikTokからダウンロードした動画から音が出ない場合は、著作権違反に該当している可能性があります。
動画の中にカラオケやCD音源などを利用している場合は、ダウンロードする際に音声が削除されてしまいます。
そのため、音声ありの動画を保存する場合は、著作権違反に該当していない動画をダウンロードしましょう。ロード方法や設定を再確認するか、TikTokの公式サポートに問い合わせてください。
TikTokの切り抜き動画で収益化する際はきちんと許可を取ろう
TikTokの切り抜き動画で収益化できますが、動画や音楽を使用する際は許可を得なければいけません。
許可なく使用すると著作権違反に該当するかもしれません。
著作権違反に該当すると以下4つのペナルティを課せられます。
- 著作権に違反している動画の削除
- アカウントの停止
- シャドウバン
- 訴訟を起こされる
このため、切り抜き動画で収益化するためには、必ず動画や音楽の使用許可が必要です。
しかし、ユーザーが求める質の高い動画作成ができずお悩みの方も多いのではないでしょうか?
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