TikTokからYouTubeに誘導する方法3選!メリットや注意点も解説
昨今、ソーシャルメディアプラットフォームの活用がますます注目を集めています。中でも、TikTokとYouTubeは、成長が著しいプラットフォームです。
YouTubeで収益化している場合、TikTokからYouTubeにどのように誘導するか分からずお悩みではありませんか?
本記事では、TikTokとYouTubeのそれぞれの特徴、TikTokを通してYouTubeを見てもらう方法などを解説します。
TikTokを活用し、YouTubeでの収益化を図りたい方は、ぜひ参考にしてください。
なお、ショート動画CAMPでは、TikTokからYouTubeへ効果的に誘導する方法をお伝えしています。TikTok運用に関するご相談は、公式LINEよりお気軽にお問い合わせください。
TikTokとYouTubeにはそれぞれどのような特徴がある?
TikTokは、短い動画でエンターテイメントやクリエイティブなコンテンツを楽しむために利用されるプラットフォームです。一方、YouTubeはより長い動画や詳細な情報を提供し、情報収集や学びの場としても利用されます。
各媒体の特徴を知っておくと、効率よく運用できます。両者の違いを理解し、各プラットフォームを活用して、多くのユーザーにアプローチしましょう。
TikTokの特徴
TikTokは、15秒から3分までの短尺の縦型動画が中心となっているプラットフォームです。
情報を短時間で伝えられるため、多忙な現代の若年層ユーザーに人気です。
また、バズりやすいという特徴もあり、新規参入者でもおもしろいコンテンツを発信することで、一気に注目されることがあります。
ただし、個人や企業がTikTokを活用して広告を掲載しても、収益化はできません。
YouTubeの特徴
YouTubeは長尺コンテンツに適し、詳細な情報やエンターテイメントの提供に向いています。また、幅広い年齢層のユーザーが利用しているため、ターゲット層に合わせたコンテンツが重要です。
チャンネルを育てるためには定期的に動画を投稿し、視聴者とのコミュニケーションが大切です。
収益化の選択肢は多く、広告収入やスポンサーシップなどで収益を得られます。
TikTokからYouTubeに誘導する3つの方法とは?
TikTokを通してYouTubeを見てもらうには、以下の3つの方法があります。
- TikTokにYouTubeの切り抜き動画をアップする
- プロフィールにYouTubeチャンネルのURLを貼る
- TikTok動画のコメント欄にYouTubeチャンネルのURLを貼る
コンテンツを効率よく伸ばすために、両者を活用する方法を知っておきましょう。
TikTokにYouTubeの切り抜き動画をアップする
TikTokにYouTubeの切り抜き動画をアップすることで、TikTokからYouTubeに飛んでもらうことが可能になります。YouTubeコンテンツのハイライトやおもしろい部分を選び、TikTokに適した短尺に編集しましょう。
また、音楽やエフェクトを追加し、続きはYouTubeで見られることを明確に伝えると、YouTubeに誘導できる可能性が高まります。
プロフィールにYouTubeチャンネルのURLを貼る
YouTubeのチャンネルURLをプロフィールに貼ることも有効です。
TikTokの動画を見て気になった視聴者が、投稿者のプロフィールからYouTubeチャンネルに移行します。
TikTokアプリから簡単に紐付けられるので、YouTubeを伸ばしたい方は試してみましょう。
TikTok動画のコメント欄にYouTubeチャンネルのURLを貼る
TikTok動画のコメント欄にYouTubeチャンネルのURLを貼る方法もおすすめです。一部のユーザーはコメント欄も閲覧する傾向があるため、YouTubeでの活動を知ってもらえる機会となります。
ただし、コメントで誘導する際には、流れてしまわないように、ピン留め機能を使ってコメントを固定しましょう。
コメント欄にYouTubeチャンネルのURLを貼りピン留めすると、多くのユーザーをYouTubeチャンネルへ促せます。
TikTokからYouTubeに誘導する3つのメリットとは?
TikTokを介してYouTubeに移行してもらう以下の3つのメリットがあります。
- YouTubeのチャンネルを効率よく伸ばせる
- コンテンツの深掘りができる
- 収益化の機会が広がる
TikTokの特性とYouTubeの特性を活かして、メリットを享受しましょう。
YouTubeのチャンネルを効率よく伸ばせる
TikTokを通してYouTubeに誘導すると、TikTokの拡散力を活かし、YouTubeの新規視聴者を獲得できるメリットがあります。TikTokで人気のコンテンツをYouTubeでも展開すると、既存のファンだけでなく新たな視聴者にもアピールが可能です。
YouTubeのチャンネルを伸ばすためには、TikTokとの連携が重要です。
コンテンツの深掘りができる
TikTokでは短い動画で興味を引き、YouTubeでは詳細な情報を提供すると、視聴者はより深い内容を視聴できます。
TikTokでは制約された時間内で情報を伝える必要がありますが、YouTubeでは時間の制約がないため詳細な情報を提供可能です。
上記のように複数のプラットフォームを組み合わせて情報を伝えると、視聴者の理解が深まります。
収益化の機会が広がる
TikTokを通してYouTubeを視聴してもらうと、収益化の機会が広がります。
YouTubeでは、広告収入だけでなく、スポンサーシップやアフィリエイト、チャンネルメンバーシップなどでも収益化できます。
そのため、TikTokからYouTubeへの誘導は、収益化の可能性を広げる重要な手段になります。
なお、TikTokを活用した集客に関しては、下記も参考にしてください。
TikTokからYouTubeへ誘導する際の4つの注意点とは?
TikTokを通してYouTubeへ誘導することには多くのメリットがありますが、以下4つの注意点もあります。
- 切り抜き動画はTikTok内のアプリで編集する
- TikTokとYouTubeでは使用できる音源が異なる
- 誘導しすぎるとシャドウバンされる可能性がある
- 切り抜き動画をアップする場合は本人の許可をとる
最悪の場合作り上げてきたコンテンツがゼロになってしまう危険性もあるため、しっかりと注意点を押さえておきましょう。
切り抜き動画はTikTok内のアプリで編集する
YouTubeの切り抜き動画をTikTokにアップする場合は、TikTok内のアプリで編集しなければ、オリジナルではないコピーコンテンツとして認識されます。コピーコンテンツと認識されると、TikTokのおすすめ欄に表示されなくなり、結果的に動画の視聴回数が圧倒的に下がってしまいます。
そのため、Adobe Premire ProやFinal Cut Proなどの外部アプリではなく、TikTok内のアプリで編集してアップすることが重要です。
TikTokとYouTubeでは使用できる音源が異なる
TikTokとYouTubeの間で誘導を行う際には、両プラットフォームで使用できる音源が異なる点にも注意が必要です。
たとえば、TikTokで人気のある楽曲が利用できても、同じ楽曲をYouTubeでもアップロードしようとしたときには、著作権の問題が発生する可能性があります。
そのため、両プラットフォームの音源の使用に関する規約を確認し、適切な音源を選択することが重要です。
誘導しすぎるとシャドウバンされる可能性がある
過度な誘導はスパムと判断され、シャドウバンされる可能性があります。そのため、コンテンツの質を保ちながら、適度な頻度で誘導しましょう。
誘導を上手に行うと、多くのユーザーにYouTubeのコンテンツを届けられますが、過度な誘導は逆効果になるおそれがあります。
TikTokのガイドラインを確認し、遵守しましょう。
切り抜き動画をアップする場合は本人の許可をとる
切り抜き動画をアップする場合は、著作権侵害を避けるためにも、必ず切り抜き元の本人の許可を得る必要があります。
また、イラストや音楽の著作者の表記も適切に行うことも大切です。相手のチャンネルを宣伝して、Win-Winの関係を築くことが大切です。
相手の許可を得ることとクレジット表記を忘れずに行い、TikTokやYouTubeで切り抜き動画を投稿しましょう。
TikTokからYouTubeへの誘導に成功したインフルエンサーとは?
TikTokからYouTubeへの誘導で、すでに成功したインフルエンサーは多数いますが、中でも以下の3名をご紹介します。
- 土佐兄弟
- なえなの
- Junya.じゅんや
ぜひ参考にして、自身の運用にも活かしてみてください。
土佐兄弟
土佐兄弟は、TikTokを活用して急速に人気を獲得しました。実の兄弟で、もともとお笑いコンビとして活動していましたが、2019年にTikTokで学校生活のあるあるをテーマにした動画を投稿し、一躍注目を集めました。
人気は瞬く間に拡大し、2023年3月時点でTikTokのフォロワー数は130万人を超え、YouTubeのチャンネル登録者数は43万人以上です。
土佐兄弟の成功は、ソーシャルメディアの世界にとどまらず、テレビ番組への出演も果たすなど、多くのメディアにも進出しています。
なえなの
なえなのさんは、ソーシャルメディアの世界で圧倒的な存在感を放つインフルエンサーです。2023年3月の時点で、YouTubeのチャンネル登録者数は110万人以上、TikTokのフォロワー数も370万人を超え、人気の高さがうかがえます。
圧倒的なビジュアルと可愛らしいダンスパフォーマンスはユーザーの心をつかみ、人気クリエイターになりました。
なえなのさんは、テレビ番組への出演や雑誌の表紙を飾るなど、TikTok以外のメディアでも活躍の場を広げています。そのため、若年層だけでなく幅広い年齢層からも認知され、支持を得るようになりました。
Junya.じゅんや
じゅんやさんは、日本で1番とも言われているインフルエンサーです。2023年3月時点で、YouTubeのチャンネル登録者数は2,000万人以上、TikTokのフォロワー数も4,000万人を超えています。
2018年にTikTokを始め、メントスコーラや身近な小道具を使用して、身体を張ったユニークな動画を投稿していました。
2020年にはYouTubeでも活動し、人気YouTuberとして知られるHIKAKINさんよりも早く、チャンネル登録者数1,000万人に到達しました。
そのため、じゅんやさんの人気と影響力の大きさがうかがえます。
TikTokからYouTubeへうまく誘導して視聴者を増やそう
TikTokからYouTubeへの誘導方法やメリット、注意点などを解説しました。
TikTokを通してYouTubeへ誘導できると以下3つのメリットがあります。
- YouTubeのチャンネルを効率よく伸ばせる
- コンテンツの深掘りができる
- 収益化の機会が広がる
ただし、両プラットフォームの違いを理解し、運用する必要があります。
ショート動画CAMPでは、TikTokからYouTubeへ効果的に誘導する方法をお伝えしています。TikTok運用に関するご相談は、公式LINEよりお気軽にお問い合わせください。